様々なクリニックで21番染色体のみ、三つのトリソミー(21、18、13番染色体)、性染色体の異常などを調べていますが、今回そのコストパフォーマンスを比べてみました。
まず疾患頻度を並べてみると
疾患 | 内容 | 比率 | 頻度 |
1. ダウン症のみ | 21番染色体トリソミー | 2 | 1000人に一人 |
2. 認証施設推奨 | 21,18,13番トリソミー | 3 | 667人に一人 |
3. 性染色体+認証施設タイプ | 21,18,13,XY染色体の異数性 | 10.4 | 約200人に一人 |
業界最大手のヒロクリニックの価格表を参考に載せてみます。
疾患 | 価格(税抜) | |
1. ダウン症のみ | 21番染色体トリソミー | 58800 |
2. 認証施設タイプ | 21,18,13番トリソミー | 98800 |
3. 性染色体+認証施設タイプ | 21,18,13,XY染色体の異数性 | 129800 |
疾患頻度ごとのコストパフォーマンスをグラフにすると以下のようになります。
性染色体の異数性の頻度は高いので性染色体の検査を含めたほうが断然コストパフォーマンスが良くなります。認証施設タイプが最もコストパフォーマンスが悪いですね。