NIPTのコストパフォーマンス

公開日:2024.09.30

様々なクリニックで21番染色体のみ、三つのトリソミー(21、18、13番染色体)、性染色体の異常などを調べていますが、今回そのコストパフォーマンスを比べてみました。

まず疾患頻度を並べてみると

疾患内容比率頻度
1. ダウン症のみ21番染色体トリソミー21000人に一人
2. 認証施設推奨21,18,13番トリソミー3667人に一人
3. 性染色体+認証施設タイプ21,18,13,XY染色体の異数性10.4約200人に一人
13、18番染色体トリソミー合わせて1とする

業界最大手のヒロクリニックの価格表を参考に載せてみます。

疾患価格(税抜)
1. ダウン症のみ21番染色体トリソミー58800
2. 認証施設タイプ21,18,13番トリソミー98800
3. 性染色体+認証施設タイプ21,18,13,XY染色体の異数性129800
価格比較

疾患頻度ごとのコストパフォーマンスをグラフにすると以下のようになります。
性染色体の異数性の頻度は高いので性染色体の検査を含めたほうが断然コストパフォーマンスが良くなります。認証施設タイプが最もコストパフォーマンスが悪いですね。

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